So-net無料ブログ作成

第1回組織強化会議を開催

 昨年の28日の大掃除を適度な規模で実施して以降、組合業務は年末年始の休業とさせていただきましたが、5日から再開し、昨日(10日)は午後7時から、組織強化会議を開催しました。このかん、定期大会を前に、当ユニオンが一歩前進していくために何が必要かを、組織の強化に軸をおいて検討する会議を、組合員の自由参加で行なってきていますが、今年も行なうこととし、今回は第1回となり、運営委員とそうでない組合員、合わせて10数名の参加で行ないました。


 テーマは「専従体制の検討」で、当ユニオンの活動を中心に進める専従の体制をいかに継続・強化していくかを検討したのですが、新たな提案も含め、専従を強化していくためにも財政的な強化が必要で、そのために組合員の拡大をどう図るか、などの話題が中心になりました。特に、職場分会や外国人の組合員の拡大をめざしつつ、それと関係して組合を強くしていく必要性について議論になりました。


 この議論を運営委員会などでも参考にしつつ、4月の定期大会に向けて、検討を深めていきたいと思います。次回の組織教会会議は31日、「人事・組織運営・事務所」という、今回ともどもいささか願望も込めて(?)のテーマで、行ないたいと思います。最近「明るさを増した」とのユニオンの評価もある中、時代の要請に応えるユニオンをめざして、皆で盛り立てていきましょう。本年も皆さん、よろしくお願いします。


nice!(0)  コメント(0) 

ユニオン学習会を開催

 本日(21日)午後6時半より、ユニオン事務所にて、ユニオン学習会を開催しました。今回は「格差と貧困の拡大に抗して」と題して、いこいの森法律事務所の森弘典弁護士を講師にお招きしました。10名を超える参加者により、活発に行なうことができました。


 まず最初に、ユニオンの学習会担当が作成した資料集の説明を行なった後、講演が始まりました。森弁護士はまず、社会保障の現状と、それに対してどうしたらいいかに、重点をおいて話をする、としました。そして、社会保障の現状については、貧困の拡がりを、種々の指標を引きながら明らかにしたうえで、なぜこうなったかというと、社会保障と労働の問題がある、としました。そして労働については、雇用の不安定さからセーフティネットの穴に落ち、どんどん貧困に陥っていくという構造があり、そこで社会保障がぐちゃぐちゃにされている問題がある、としました。


 そこで、社会保障に詳しい森弁護士らしく、このかん政府が進めてきた社会保障制度「改革」について、詳しく紹介されました。そこでは、社会保障費の自然増を、人為的に何としても抑制しようと、容赦なく機械的に削減しようとし、同時にそこで、経済成長に資するための財政運営、というように、経済優先の姿勢を露骨に示したりもしていることを指摘しました。具体的には、医療を介護任せにし、さらに地域任せにというように、医療費削減など、医療を軽視したり、まず自助、次いで共助、最後に公助、というように、責任回避をしたり、生活保護についても水際作戦の手前の沖合作戦を行なったりしている、などを挙げました。


 こうした現状については、他方で防衛費を拡大したり、改憲の動きがあるなど、貧困の克服の方向が危険な方に向かっていないか懸念されるし、社会保障と労働は密接に関わってもいる、としたうえで、こういう現状に対してどうしていったらいいか、という課題としては、労働運動が社会保障問題にも取り組んでいく必要を、ヨーロッパ諸国の例も引きながら訴えました。一時間弱の講演でしたが、社会保障をいかに政府が軽んじているかが伝わる講演でした。


 休憩後、質疑応答・意見交流を行ないましたが、社会保険料を強制的に天引きされて生活苦に陥っている組合員の話とか、形骸化している家族単位での対処をさせようとしている改憲の動きへの懸念とか、医療の現状への不満とか、軍事優先への疑問とか、いろいろな話題が活発に出て、森弁護士も、法律をどんどん変えていくことによって憲法を変える下地をつくっていることへの疑問を述べたりして、充実した質疑応答となりました。


 良い学習会となり良かったです。次回は来年1月26日(金)午後6時半から、先日の豊橋学習会でも採りあげた、川人博弁護士に焦点を当てたNHKのテレビ番組「プロフェッショナル」の動画を観て、それを基に行なう予定です。参加をよろしくお願いします。


 

nice!(0)  コメント(0) 

三河支部会議を開催

 本日(17日)午後1時より、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。今回も日本人と南米人の組合員が10名規模で参加しました。


 まず最初にこのかんの活動の振りかえりを、参加者の近況報告とあわせて行ないました。職場内外で取り組みが前進していたり、逆に職場で人間関係のうえでの困難が生じていたり、低賃金で生活が困難になっていたり、など、いろいろな組合員の現状を確認しました。また、労働法制改悪や改憲など、社会的な問題への取り組みについても確認しました。


 組合員の現状は大変さもある中、安倍9条改憲NOを掲げて同時に名古屋で開かれた集会にユニオンからも参加し3000万署名に取り組んでいこうとしているように、来年1月から始まる通常国会での安倍内閣の追求に対して、暴走をとめていけるよう、三河からもがんばっていきましょう。次回は1月14日(日)に岡崎げんき館にて行ないます。通常通り午前10時からですので、本日遠方からの参加者がいたように、皆さん奮ってご参加ください。

nice!(0)  コメント(0) 

ユニオン忘年会を開催

 本日(16日)午後6時半より、ユニオン事務所から比較的近い八熊コミュニティセンターにて、ユニオン忘年会を開催しました。40名を超える組合員・家族の参加で、楽しくできました。


 まず浅野委員長の開会あいさつの後、乾杯し、飲食をし始めました。席に並んだ順に自己紹介を簡単に行ないましたが、個人組合員の他、分会組合員は分会でまとまって紹介し、分会もそれぞれ多く参加したので、分会の活動ぶりが伝わったのも、良かったです。そしてそれぞれ談笑しながら飲食をしましたが、料理は組合員が手作りしたりなどして、自分たちで準備したので、安価で量も多くなりました。そして後半はビンゴゲームで盛り上がり、賞品もアイデアも凝らされていて、良かったです。午後8時半でビンゴは終了し、記念撮影をして、片付けも皆で行なって、手早く終えることができました。雨天の予報でしたが、雨の影響もほとんどなく、実現できました。奮闘した皆さん、参加した皆さん、お疲れさまでした。

nice!(0)  コメント(0) 

第七回名古屋ユニオンセミナーを開催

 本日(15日)午後7時より、ユニオン事務所にて、第七回名古屋ユニオンセミナーを十数名の参加で開催しました。今回は「SNSを活用しよう」をテーマにして、ユニオンみえの神部紅さんを講師にお招きして行ないました。神部さんは首都圏青年ユニオンで活動されていた時に積極的にSNSを活用しており、現在ユニオンみえでも活動に取り入れようと尽力しているとのことで、SNSに通じており、私たちも学ばせてもらいました。


 神部さんはまず、労働運動が活用すべきSNSの特徴を、Facebook・Twitter・LiNE&LINE@を挙げて説明したうえで、SNSが社会(特に若い世代・外国人)で広範に活用されている中で、啓蒙しユニオンへ組織していくためにも、企業に対して問題解決のため使う武器としても、SNSを一つの手段として活用していくことを勧める話を、映像を駆使していろいろな事例を挙げながら、1時間ほど話してくださいました。


  その後、いろいろと質問が出ましたが、すでにSNSを活用している参加者・これから活用しようとしている参加者・活用する以前の段階の参加者、それぞれからいろいろ質問が出て、神部さんも丁寧に応対してくれました。学習会は午後9時で終わりましたが、引き続き懇親会としていろいろ話が続き、若者にユニオンを知り参加してもらうためにがんばっていこうという話にもなり、1時間弱でしたが盛り上がりました。神部さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした。


 先月の合宿を含めて七回にわたり行ってきた名古屋ユニオンセミナーは、今期は今回で終了します。今後は、組織強化会議など、定期大会に向けての議論を進めていきますが、ユニオンセミナーで学んだことをも生かしながら、ユニオン活動を前進させていくよう、今後も皆でがんばっていきましょう。

 



nice!(0)  コメント(0) 

『ふれあい通信』作成・最低賃金大幅引き上げキャンペーン・第8回運営委員会

 本日(9日)午後1時半より、ユニオン事務所にて、『ふれあい通信』製本発送作業を行ないました。通例参加してくれる組合員をはじめ、一定数の組合員が集まったため、作業は順調に終えることができました。毎月の地味な作業ですが、これなしにはユニオン活動の詳しい広報ができません。お疲れさまでした。


 続いて午後4時半より、ユニオン事務所近くの金山駅頭で、「最低賃金大幅アップキャンペーン」を行ないました。当初10月28日に行なう予定でしたが天候不良で中止したので、今回改めて行ないました。


 最低賃金アップを訴える横断幕を掲げ、のぼりも立て、かわるがわるマイクでリレートークをしながら、チラシを配布しました。世界同時の連帯行動が「時給最低1500円以上」を掲げて取り組まれてきたことの一環として、全国の仲間と連携して行なったのがこの行動でした。そこでは、配布したチラシが、1500円札を模し、ドナルド・マクドナルドを札の肖像に見立てた「生活復興券」の形をしていたことに示されるように、最低賃金1500円を目指し、いますぐどこでも1000円以上の最低賃金を実現することを、通行する市民・労働者に訴えました。10名には届きませんでしたが、多くの組合員が集まっての行動に、多くの人々が注目し、チラシも受け取りも良く、賃上げを願う労働者の思いが感じられました。1時間の行動でしたが、春闘を控え、また行ないたいと思います。


 そして午後6時からは、第8回運営委員会を行ないました。初めて傍聴参加した組合員を含めて行なった今回の運営委員会では、16日に行なう忘年会、そして来年4月に控えている定期大会に向けてどう準備を進めていくか、の議論が中心になりました。初参加した組合員が「運営委員会って、いろいろなことをやるんですね」と後で感想を述べてくれましたが、いろいろやることがあるのは事実で、運営委員だけでなく、組合員皆でユニオン活動を盛り立てていくように、がんばっていきたいものだと思いました。


 当方は最初の『ふれあい通信』作業に一定人数が参加したことに助けられ、同時刻に中京大学で行なわれた奨学金問題の催しに参加させてもらいましたが、そこでも最低賃金の問題も含めた労働の問題にも触れた講演があったり、奨学金問題に初めて取り組んだのはごく少数の学生だったのが、5年余りで給付型奨学金の初導入を謳う法改正まで運動を前進させてきたというこの運動の成果が紹介されたりして、励まされました。若者のブラックバイトからして最低賃金問題とつながっています。若者の生活苦に示される深刻な状況を、皆の力で打開していきましょう。


 

nice!(0)  コメント(0) 

12.7日比谷野音集会に参加

 昨日(7日)午後6時半より、東京・日比谷野外音楽堂にて、「8時間働けば誰でも暮らせる社会を!~働き方改革ってなんだろう?~」と題して日本労働弁護団主催の集会が開かれ、弁護士とともに、連合・全労連・全労協加盟などの、多くの労働組合、市民団体など、1500名が参加しました。東海からも、10名規模で参加したユニオンみえをはじめ、愛知・静岡からも参加しました。当ユニオンも、平日の夜の東京での集会参加という厳しい条件でしたが、数名規模で参加しました。


 多くの参加者を乗せたユニオンみえのチャーターしたマイクロバスに当ユニオンの参加者も乗りこみ、正午過ぎに愛知県を出発し、自己紹介などをしながら東京へ向かいました。そして日比谷には、集会開場の午後6時よりも1時間弱早く着くことができました。そこに静岡の仲間や協力している全トヨタ労働組合の仲間も加わり、横断幕やのぼりなどを掲げたりしながら、開会を待ちました。そして午後6時半、集会が始まりました。

 

 若い弁護士の方が司会を務め、まず徳住会長があいさつを述べ、労基法の原則に戻る重要性を強調しました。続いて棗幹事長が、今回の集会での工夫や、絶対容認できないものも含む「働き方改革関連法案」に対し、「8時間働けば誰でも暮らせる社会」をめざすために本当に必要な「働き方改革」を求めていくことを提起しました。


 次に動画上映が、参加した国会議員の紹介を挟みつつされました。「記録しろ」とブラック企業対策を訴える動画、外国人実習生への人権侵害の実態を示す動画が、迫力満点でスクリーンに映されました。続いて、北海道・大阪・福岡の労働弁護団の方とつないで、各地の中継が目玉企画としてされ、テレビのようにスムーズにはいかなかったものの、会話も何とか通じて、全国でともに闘っていることが体感できました。


 次にゲスト発言として、合間に国会議員の紹介も挟みつつ、安倍政権の側からの「働き方改革」に対して私たちの側からの「働き方改革」を示していく必要を訴える発言、「新しい働き方」として「ライドシェア」が導入されようとしているが、自家用車を使って個人として人を運ぶという働き方は危険だと訴える発言、集会前に流れた「ぼくの夢」という歌が、過労死遺族の詩を歌にしたものだと紹介しつつ過労死・過労自死をなくそうとの家族の発言、福祉労働現場での怒りを込めつつ改憲の動きを止めようと訴える発言、と、力強い発言が続き、ともに闘おうとの意志が高まりました。そして集会アピールを確認し、1時間ほどの集会を終えました。


 その後デモに移り、銀座など、東京の官庁街・繁華街を、多くの関心を呼びつつ、進みました。私たちは横断幕を持ちながら歩きましたが、集会場同様、注目を集めました。デモは東京駅近くで解散しましたが、私たちは午後9時頃マイクロバスに乗り、本日の未明に、私たちのユニオン員は、無事帰県しました。最後までの行程を終えたであろうユ二オンみえの皆さんのおかげで、やや強行スケジュールでしたが、参加してよかった、と、参加者一同、意義を確認できました。今後も労働法制改悪に対して、全国的に闘いを強めていきましょう。お疲れさまでした。


 


 

nice!(0)  コメント(0) 

豊橋学習会を開催

 本日(2日)午後6時半より、豊橋・カリオンビルにて、豊橋学習会を開催しました。今回は先月20日に放映されたNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀~過労死と闘い、命を守る~労働弁護士 川人博」の動画を観るのが主でした。今回はなかなか参加できなかった人も参加できて、いつもより賑やかに行なうことができました。


 過労死弁護団全国連絡会議幹事長の川人博さんは、過労死110番に参加してから30年、過労死問題に取り組んできましたが、番組ではまず、NHK自身が女性記者の過労死を生み出したことを紹介したうえで、川人博弁護士の過労死問題への取り組みの経緯を、遺族の悲しみと亡くなった人の尊厳を守ろうとする思いを受け止め、労災認定をかちとる裁判での闘いと、そこでの工夫に焦点を当てつつ紹介していました。そして過労死・過労自殺の労災認定は緩和されてきたとはいえ、依然として年2000人以上の方が亡くなっているという実態があるが、そのように成果が出ないことに甘んじるのではなく、壁が高くても最大の力で突破していけるような、責任感と柔軟性を合わせ持つのが「プロフェッショナル」だとしていました。50分ほどの番組でしたが、参加者はメモをとったりして、熱心に見入っていました。その後感想を出し合いましたが、ユニオンの取り組みやブラック企業を告発する取り組みなどの話が出ました。その他、参加者の近況や、12・7日比谷集会などの取り組みの話もして終了しました。

 

 次回は1月20日(土)午後6時半より、豊橋カリオンビルにて行ないます。「働き方改革関連法案」の審議が通常国会でされている最中と予測され、採りあげるのもおそらくそれに関連した問題になりそうです。交流の場でもあります。皆さん、参加をよろしくお願いします。


 

nice!(0)  コメント(0) 

労働法制改悪反対宣伝行動に参加

 昨日(28日)午後5時半より、労働法制改悪反対実行委員会は、名駅東口にて、労働法制改悪反対宣伝行動を行ないました。実行委員会にコミュニティユニオン東海ネットワークも参加しており、当ユニオンもその一員として、実行委員会に参加する他団体の方々とともに、宣伝行動に数名規模で取り組みました。


 同所ではすでに午後4時半から、過労死シンポジウムに協力した団体の方々が、シンポを終えて、「長時間労働の上限が100時間? 過労死はなくなりません!!」と書かれた横断幕を掲げて、過労死をなくそうとのマイクでのリレートークと、日本労働弁護団が作成した「働き方改革」について解説したリーフレットを挟み込んだティッシュを配布する宣伝行動を行なっており、それに引き続いての類似の内容の宣伝行動となりました。当ユニオン員は「許すな!雇用破壊 8時間労働制壊すな!」と書いた絵入りの横断幕を掲げ、また、マイクでのリレートークや同じリーフレット入りティッシュ配布を、他団体の方々とともに行ないました。関心は高く、ティッシュの受け取りも良く、話しかけてきたり、じっと注目したリする通行人の方々もいました。1時間弱の宣伝行動でしたが、10数名規模で、賑やかに行なうことができました。


 当ユニオン員はその後喫茶店で休憩しながら感想を述べ合いましたが、よかったとか、通行人と話をしたとかなどの話が出ました。そして、来たる12月7日の日本労働弁護団主催の日比谷野音での集会に参加しようとの話も出ました。寒い中、お疲れさまでした。「働き方改革」の名の下に、「働き方改悪」にならないよう、今後もがんばっていきましょう。

nice!(0)  コメント(0) 

過労死シンポジウムに参加

 昨日(28日)午後1時半より午後4時10分まで、名古屋国際センターにて、「過労死等防止対策推進シンポジウム(愛知会場)」が開かれました。今月は「過労死等防止啓発月間」と定められていることに合わせ、全国47都道府県でシンポジウムが開催されますが、この愛知でも、厚生労働省の主催で、県・市・県弁護士会が後援し、過労死等防止対策推進全国センター・全国過労死を考える家族の会・過労死弁護団全国連絡会議の協力で開かれました。定員200名の会場が埋まり、盛況でした。


 過労死で父親を亡くした遺児の詩を歌にしたダ・カーポの「ぼくの夢」が流れた後、開会となりました。まず愛知労働局の小城労働基準部長が開会挨拶として、3年前の過労死等防止対策推進法の成立を受けての厚労省としての取り組みについて紹介されました。続いて協力団体挨拶として、名古屋過労死を考える家族の会の内野代表世話人が、89年発足した同会の取り組みを、ご自身が夫を亡くされ、取り組みに参加してきた経緯と併せ紹介されました。続いて厚生労働省労働基準局総務課の、佐藤過労死等防止対策企画官が、昨年度の年次報告としてまとめられた本年度の「過労死等防止対策白書」の説明を、膨大な白書の内容を凝縮して行ないました(厚労省のHPで白書は見ることができるそうです)。


 これらを受けて、日本福祉大学の山崎教授が、「過労死等をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる職場と社会めざして~保健社会学・予防福祉学の立場から~」と題して基調講演をされました。講演ではまず、「あるべき姿」や労働法やヨーロッパなどから余りに距離のある、悪化する現実として労働の現状を紹介したうえで、「過労死等」について、長時間労働による疲労にストレスが介在して過労となること、ストレス解消のためには良質な睡眠や余暇が必要なこと、しかし過労死等の労災関連件数は脳・心臓疾患では依然好発し、精神障害では増加していること、この過労死等の労災関連件数の推移は、労災として認定しての救済を求める運動の成果としてとらえられること、としました。そのうえで、国によって、過労死等防止対策の推進を謳った法・政策と同時に、その趣旨と反対の政策も打ち出されているとしつつ、長時間労働によるワーク・ライフ・インバランスのさまざまな影響と、労働職場ストレスの諸要因を列挙したうえで、「ワーク・ライフ・バランスに支援的な職場づくり」を目指そうと、ILOの掲げる「ディーセント・ワーク」や、世界の研究者の提唱する「健康職場」との理念を引きつつ述べ、最後に過労死等の多発する業種として運送業・外食産業・IT産業・教員食・医療職の調査の継続の必要を訴えました。


 休憩後、趣向を変えて、「過労死問題をテーマにした落語」として、落語家の桂福車さんが「エンマの願い」を披露しました。過労死でエンマ大王の許に着いたとの想定での、労働法の知識も盛り込んだ落語で、笑いを誘われました。その次は、過労死遺族の大迫さんが、過労死遺族の思いを切々を訴え、一変して涙も誘われました。最後に全国過労死弁護団連絡会議の岩井幹事が、遺族の悲しみはいつまでも解決しないが、過労死をなくすという思いを誰もが持って、多くの人に今後も訴えていこうと閉会挨拶を述べて、シンポジウムは終了しました。


 このシンポジウムは、当事者団体の運動の一環としてこの間休日に開かれてきたとのことですが、今回は平日に開かれ、企業や行政の担当者も多数参加しているようでした。過労死をなくすどころか促進するような企業や行政の現状もなくはない中でのシンポジウムの開催が、今後の改善につながっていけばと、学ばされ、思わされました。会場に来ていた労働組合の関係の方々とも協力しつつ、今後もがんばっていこうと、有休を有効に使えたと、気持ちを新たにしました。皆さん、お疲れさまでした。



 


 


 


nice!(0)  コメント(0) 
メッセージを送る