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東海労働弁護団第57回総会に参加

 本日(29日)午後1時半から、中部大学名古屋キャンパスにて、東海労働弁護団第57回総会が開かれました。当ユニオンがいつもお世話になっている弁護士の方々が参加している東海労働弁護団の総会には、ユニオン員も参加できるので、今年も組合員・賛助会員数名が、他のユニオンの仲間とともに参加しました。

 総会はまず、高木団長のあいさつから始まり、活動報告・日本労働弁護団本部報告・規約改正の提案が行われました。活動報告では労働法制改悪反対や労働委員会適正化などの取り組みが強調され、また日本労働弁護団本部報告では、安倍内閣が「長時間労働の是正」を昨年秋から言い出したのは、そうせざるを得ないという面もある可能性があり、対案での争点化の必要があること、「同一労働同一賃金」と言い出していることについては、雇用形態の違いによる待遇差の是正をめざすという意味であり、ガイドライン策定・法案化を図っているので、提言を出したこと、などが話されました。その後の討論では、ブラックバイト対策弁護団あいち・岐阜支部・マタハラ弁護団からの活動報告、社保庁事件や労働委員会改革の取り組みの報告が各弁護士からされました。また参加した労働組合や団体からも、それぞれ活動報告や活動への協力要請がされました。後者に関しては特に、愛労連榑松議長の、外国人技能実習生の不当な長時間残業に対する取り組みや、ユニオンみえの、シャープ闘争での和解内容に関する口外禁止や組合干渉を行なう弁護士に対しての取り組みに関する発言が印象的でしたが、全体として、それぞれ多方面で、直面する問題に対して、皆さんが奮闘していることが伝わり、眼が開かれる思いがし、励まされもしました。最後に人事・会計も含め採択を行ない、総会は終了しました。

 続いて記念企画として、川口美貴・関西大学教授(労働法)が、「『同一労働同一賃金』論の意義・課題と今後の方向性」と題した講演をされました。講演ではまず、「同一労働同一賃金」について、「男性」と「女性、「正規」と「非正規」、「定年前」と「定年後」の、それぞれの均等待遇の実現にかかわる問題としたうえで、ここでは「正規」と「非正規」の格差に焦点を当て、「均等待遇原則」と「労働者全体の雇用・労働条件保障」の実現という観点から検討する、としました。

 そして、有期労働者・パートタイム労働者・派遣労働者についてそれぞれ、関係する現行の法制度・判例の確認をしたうえで、これら「非正規労働者」の「均等待遇」の実現のためには、「職務」を基準にした「同一労働同一賃金」よりも「雇用形態を理由とする合理的な理由のない不利益扱いの禁止」を掲げた方が良いとし、また「均等待遇原則」自体、労働者全体の雇用・労働条件保障のためには、それだけでは不十分で、

有期や派遣の労働契約を締結する事由の限定や、労働条件そのものの引き上げ、が必要とし、そしてこうした

労働者全体の雇用・労働条件保障のためには、「同一労働同一賃金」は、賃金原資を拡大せず再分配する(正規労働者の賃金を下げる)ことの安易な正当化理由とされるのではなく、職務内容等に配慮しながら、産業別・職種別の最低賃金を設定し、「同一(価値)労働をしている場合はどの企業(使用者)の下で労働していても一定額以上の賃金を保障する制度」の実現のために、有用な概念だろう、とまとめました。そして最後に、今後の方向性として、最低賃金・社会保障・雇用形態間の均等待遇について、フランスやドイツの例を引きつつ触れて、講演を終えました。以上、うまくまとめられませんでしたが、その後の質疑でも、理路整然としてわかりやすい講演だとの感想や、補足的な質問が相次いだのが印象的で、意義ある記念企画でした。

 こうして総会は終了し、委員長と筆者はユニオンみえの参加者との交流を、場を変えて飲食しながら行ないました。中座して筆者は、その後、個人的に「ユニオン学校」に賛助会員や他の労働組合員らに交じって参加し、そこで行なわれた、杉山直・三重短期大学准教授による、経営学の観点からの同一労働同一賃金に関する講演を聴きました。ここでは経団連の掲げる同一労働同一賃金にも触れつつ、そもそも賃金の支払い基準とは何か、同一(価値)労働同一賃金とは何か、思想的にどういう意味があるか、というような話にもなっていき、ここでも質疑も活発にされました。

 これらの催しに参加して、弁護士や他の労働組合・団体・市民と協力しながら、具体的な諸問題の取り組みを今後も進めていくことを確認するとともに、特に非正規労働者が多く参加するユニオンとして、同一労働同一賃金による正規労働者との格差是正の名の下に、安倍政権が、財界式の「同一の付加価値を企業にもたらす労働に対して同じ賃金を支払う」という「日本型同一労働同一賃金」なるものに沿って、結局正社員を含む労働者全体の労働条件悪化をもたらす追求を進めることにならないようにもしていこう、そのためにも学習もしないといけないと思わされました。今後も、学びつつ、がんばっていきましょう。

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ユニオン学習会を開催

 本日(28日)午後6時半から、ユニオン事務所にて、ユニオン学習会を開催しました。今回は明日(土曜日)東海労働弁護団の総会がある関係で、平日開催となり、それも関係してか、参加者は通常の半分程度でしたが、「固定残業代制度」に関して、二人がレポートし、この制度の不当性をめぐり裁判を闘っている当事者が補足するという充実した学習会となり、質問や意見もいろいろ出ました。「基本給組込型」と「手当型」があるという固定残業制度は、必ずしも違法とは言えないが、弊害はいろいろあり、実際はこの制度を採用している企業が、ブラック企業である可能性が高いのではないか、という、この制度の基本的な問題点が、浮き彫りになりました。また、「事業場外みなし労働」を口実とした残業代不払い不当性を最高裁に認めさせた東部労組・阪急トラベルサポート支部の闘いや、当ユニオンのさまざまな残業代をめぐる闘いなどについても話になりました。

 また、この学習会に先立って、最低賃金引き上げを訴える金山駅前での宣伝行動を、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの『最賃全国どこでもいますぐ時給1000円に!生活できる賃金を!ユニオン全国同時アクション』の一環として行なう予定でしたが、雨天のため延期としました。賃金も労働時間も、労働者の利益を実現していくよう、今後もがんばっていきましょう。


全国一斉ホットライン・組合員全体会を開催

 一昨日(21日)と昨日の2日間、コミュニティユニオン全国ネットワークは、全国20都道府県で「全国一斉残業・未払いトラブルホットライン」を実施しました。愛知県では当ユニオンが実施(一昨日は10時から19時、昨日は17時まで)しました。全国ネットは毎年11月に全国一斉の労働相談ホットラインを行なってきたのですが、今年は「残業・賃金未払い」を中心課題にして行ないました。当ユニオンについては、一昨日の取材に基づき昨日の『中日』朝刊に詳しく紹介記事を掲載していただいたおかげで、昨日は「新聞を見て」との電話が断続的に事務所にあり、計8件の相談を受けました。特徴としては「新聞を見て」との当人の親からの相談が多く、新聞の購読層が親・中年世代に偏っているのかと思わされるとともに、当事者自身が相談にまで至らないのはなぜかとも考えさせられました。筆者が相談を受けたのは残業代問題とパワハラ問題でしたが、筆者自身は相談を受ける機会が通常あまりないので、力不足も感じさせられました。

 続いて昨日の午後6時から、名古屋・金山の日本特殊陶業市民会館にて、組合員全体会を開催しました。年一度の定期大会の中間にあたる時期に、大会に準じて、毎年開いています。今年はよこはまシティユニオン書記次長で神奈川労災職業病センター専従職員でもある川本浩之さんを講師にお招きし、40数名の組合員と家族が出席して、成功させることができました。

 まず浅野委員長の開会あいさつの後、川本さんが『パワハラ・セクハラ問題にどう取り組みか』と題しての講演を行ないました。川本さんは自己紹介の後、まず、セクハラについて触れました。セクハラという言葉が使われだしたのは80年代半ば以降であり、性的な発言などがだんだん労働問題として扱われ、会社や国も問題視するようになってきて、現在、男女雇用機会均等法に基づきハラスメント対策が事業主の義務となり、都道府県労働局「雇用均等室」が相談窓口になっている。また、パワハラについては、これまで野放し状態だったのが、10数年前(最近)になってようやく、問題にされ始めたが、法的にも、また労働組合の運動上も、まだまだである。国についても、ようやく厚労省が11年に円卓会議を発足させたが、まだまだだ。職場での個人責任の問題にとどめないようにしていく必要があるとはいえ、労働組合についても、取り組んでいる組合が少ないが、対策をとれるのは労働組合だ、として、よこはまシティユニオンでの、パワハラによって「うつ病」を発症し休業せざるを得ず、解雇にまで追い込まれた労働者の、労災認定・解雇撤回をかちとった闘いについて紹介しました。そして最後に、対処に関して、パワハラにあたる発言の録音が言われるが、あまり露骨でない場合もあるし、それだけでは不充分だとして、職場で仲間をつくることの重要性を指摘して、講演を終えました。次いで質疑応答を行ない、労災認定にかかわる情報の開示請求とか、見聞きしたりしている横の立場の人の証言を求めるとか、の対処法の話などが出ました。

 続いて、副委員長からの全国交流集会の報告、事務局長からの上期の活動報告、会計担当の運営委員からの上期の会計報告、委員長からの下期の活動の重点課題についての提起がそれぞれなされました。全国交流集会での学んだり交流したりヒロシマを考えたりした意義、上期での予算を確保しながらの数々の取り組みの推進、下期での、組合員の個々・分会単位の問題、全国・地域の仲間とも協力しての法制度などの問題、交流や中心的担い手の育成などの課題解決の意志統一、などが、確認できました。その後、参加している分会・個人からの争議報告を受けましたが、新たな参加者も含む数多くの発言があり、争議案件の多さ・多様さを改めて感じさせられるとともに、ユニオンとして協力してがんばっていくことを確認して、休憩に入りました。

 休憩後は会場内での懇親会に移りましたが、半数以上の人が残り、それぞれ自己紹介をしながら飲食も楽しんで、45分ほどの時間を楽しく過ごしました。片付けを含め、終了は午後9時半と、かなり盛りだくさんな全体会となりましたが、参加された皆さん、今後もがんばっていきましょう。お疲れ様でした。


ユニオンセミナー第3回を開催

 昨日(21日)午後7時30分から(参加者の都合で開始を30分遅らせました)第三回目のユニオンセミナーを開催しました。今回は「労働相談の取り組み方」をテーマに行ないましたが、平日の夜にもかかわらず、10名規模の参加で行なうことができました。

 レポーターを浅野委員長が行ないましたが、浅野委員長は、「労働相談マニュアルブック」(労働教育センター発行)や厚労省・愛知労働局の文書も引用しつつ、労働相談とはなにか、相談にあたっての心構え、相談の受け方、具体的な解決、に関して、報告しました。当ユニオンでは、専従者を中心に労働相談を適宜受けていますが、そこで扱う労働相談数は、労働局などの総合労働相談コーナーに寄せられる相談に比べては少ないとはいえ、最近職場でのいじめ・嫌がらせに関する相談が増加していたりしますが、こうした相談を受けるにあたっては、正確な知識も必要ですが、相談者と一緒に問題解決を図っていこうという姿勢が大事であること、などが報告されました。

 この報告を受けて討論しましたが、電話相談に比べ面接相談の方が事態を把握しやすいこと、他の機関の力も借りると効果的なこと、などが話題になりました。

 昨日と本日は、コミュニティユニオン全国ネットワークが20都道府県で『全国一斉 残業・未払いトラブルホットライン』を取り組んでおり、私たちのユニオンも参加していますが、電話相談を受ける際の参考にもなったかと思います。次回のセミナーは11月25日(金)午後7時から、労働基準法・労働契約法に関して学習します。積極的な参加をよろしくお願いします。


安倍内閣の暴走を止めよう!集会に参加

 昨日(19日)午後6時20分から、名古屋栄・若宮ミニスポーツ広場にて、「安倍内閣の暴走を止めよう!10・19集会&デモ」が開かれました。集会時には800名の参加でした。私たちユニオンからは、同時に団交も開かれ、平日の夜という中でしたが、この曜日に休みという人を含め、通常の半分程度の人数で参加しました。

 この集会では、「安倍政権は自衛隊を戦地・南スーダンに送るな」「沖縄・高江での弾圧をやめよ」と集会名に掲げられ、集会の場でもこの問題に関する発言が相次ぎました。高江では山城平和運動センター議長が17日に不当逮捕されたり、機動隊の暴言が明るみに出るなどしていますし、南スーダンでも「衝突」どころでない内戦状態にもかかわらず、自衛隊を新たな任務を担う方向で派遣しようとしています。このような安倍政権の横暴さが目立つ折、集会では怒りの声も数多くあがり、熱気ある集会となりました。午後7時からのデモも一時間近くの行程でしたが、コールもしながら力強く進み、沿道の人の多くの注目も集めました。私たちは最後に休憩を兼ねて飲食店に入って、交流も深めました。

 皆さん、お疲れ様でした。粘り強く、今後もがんばっていきましょう。


第6回運営委員会を開催

 本日(15日)午後6時から、第6回運営委員会を開催しました。今回もこのかんの活動に関して、報告を受けたうえで全体で確認することと、今後の当面の活動をどう進めるかを中心にした議題に関して、議論のうえで確認することとを行ないました。この間、相談、取り組んでいる案件も、増加しており、ユニオンが置かれている大きな状況とのかかわりも含め、また定例行事なども実現しながら、奮闘を続けているところです。一週間後には定期大会に準じた、半期にあたっての行事である組合員全体会も控えています。ここでユニオン全体での上半期の活動を確認したうえで下半期のの活動を確認し、またハラスメント問題などに関しても学んだりしていきましょう。そして、この組合員全体会もステップにしつつ、組合全体で今後も皆でがんばっていきましょう。

三河支部会議を開催

 本日(9日)午前10時から、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催しました。日本人・ブラジル人の組合員・家族・知人とで、10名規模の参加で行ないました。まず参加者の自己紹介と近況を確認した後、この間の三河をはじめユニオンとして取り組んできた活動、今後の方針、を確認しました。質問もいろいろ出されたり、参加者の近況のなかで出てきている問題点について考え合ったりして、意義ある会議になりました。

 次回は会場の都合もあり、11月26日(土)午後1時から行ないます。通常の曜日・時間とは異なるので注意してください。また逆に、日曜日の午前だと参加しづらくてこの曜日・時間なら参加できる方は参加してみてください。


『ふれあい通信』作成・三河支部日本人部会・学習会を開催

 本日(8日)午後1時から、『ふれあい通信』の作成作業を行ないました。参加人数はやや少なかったのですが(筆者も不参加でした)が、何とか作成することができました。お疲れ様でした。

 そして午後6時半から、豊橋カリオンビルにて、三河支部日本人部会・学習会を開催しました。まず三河支部長が、参加したコミュニティユニオン全国交流集会について話し、次いで参加した催し、組合員の現状、実現した団交などについて話題にしました。その後、遅れて参加した組合員も含め、9月24日の名古屋でのユニオン学習会の復習を、5日の金子勝講演会で学んだことも盛り込みながら行ないました。いずれも一部の組合員が参加していたので、一億総活躍社会プラン・働き方改革を目玉としたアベノミクスの追求の問題点について、いろいろと話を広げながら改めて学び合いました。

 次回は11月26日(土)午後6時30分から、豊橋カリオンビルにて行ないます。お気軽に参加してください。本日作成の『ふれあい通信』でも名古屋での学習会などについての記事も掲載していますので、ご覧ください。本日も過労死などが新聞紙面で採りあげれられ、「電通でまた・・・」とかと思わされてしまいますが、粘り強くがんばっていきましょう。


金子勝講演会に参加

 5日(水)午後6時半から、名古屋・中区役所ホールにて、安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会が主催して、金子勝(慶応大学経済学部教授)講演会が開かれました。

 ユニオンからも参加が呼びかけられ、筆者の他1名は参加したことはわかるのですが、500人規模の会場に、台風接近にもかかわらず半数はいたかと思われる中、遅れて参加したこともあり、他に参加した組合員がいたかはよくわかりませんでした。

 筆者が到着した時、ちょうど金子教授(以下、金子さんとします)が登壇して話し始めました。「アベノミクスの幻想を暴く」と題したこの講演は、ユーモアをふんだんに交えて、2時間近かったその長さを感じさせないものでしたが、内容は難しかったです。きちんとまとめられるかわかりませんが、何とかやってみます。

 まず金子さんは、アベノミクスの根本的批判がほとんど出てこない現状に目を向け、「道半ば」と繰り返しているが、3年半経って実現できたのはせいぜい外国人の観光客が円安で増えたことだけだ、としました。そして、アベノミクスとはお金を市場に流したら物価上昇の期待が高まり消費が増えるはずだ、という理屈だが、現実はちっとも理屈に合わずデフレから脱却できず消費は増えていない。有効求人倍率が持ち出されているが、企業の求人数を求職者数で割った値が、求職者数が地方でどんどん減っているから、上がる、ということだ、としました。

 そして、アベノミクスの問題点に関して、金融緩和の量がべらぼうで、日銀が抱える国債の量は、まるで戦時中のようだ。今は東京オリンピックを控えてミニバブルが起きているが、オリンピックではじけるのではないか。戦時中のように出口のない状態に入り込んでいる、と危機性を浮き彫りにしました。

 そして、なぜそうなっているか、について掘り下げました。まず、資本主義始まって以来のゼロ金利で、貨幣をどんどん増刷している。70年代までは実体経済が経済の循環を主導していたが、80年代から金融資本主義の下、貨幣の量がどんどん増え、不動産や株式に投資され、資産家が経済を主導するようになってきた。そして、バブルとその崩壊が続く、となっている。これまで種々のバブルが続いてきたが、今は石油バブルが弾けている最中だ、としました。

 そして、金融資本主義の下でのもう一つの変化として、企業自身が売買の対象となってきたことを挙げました。そのため、企業は配当・内部留保を出すことに必死になっている。アベノミクスで賃上げと言っているが、賃金額はリーマンショック以降下落している。内部留保は株の購入に回されて、産業競争力は落ちている。そして、株価が落ち始めており、名が通っている大企業も日銀が筆頭株主になっているとか、外資がどんどん入ってきているとかになっている、としました。

 このようになってきている中で、2月からマイナス金利が打ち出されている。銀行の収益は圧迫され、国債は日銀が買うようになっている。が、マイナス金利下で、額面価格より高く買い続けているということで、日銀は損失を出している。銀行では大都市の不動産融資だけが増えているが、東京オリンピック後にバブルの崩壊は間違いなく来る。だが、シャブ漬け状態のままで憲法改正をやりたいと言ったりしている。このように、幻想を煽っているが、実態はボロボロだ。同一労働同一賃金というが正社員のサービス残業が増えるだろうし、一億総活躍とか格差をなくすとか言っているが、未来を考えた時、産業をどうつくっていくかがない、としました。

 そして、未来に向けては、産業構造の転換が必要だ、としました。二十世紀は集中メインフレーム型で、大量生産・消費を追求したが、現在、新しい産業構造ができつつあるのに、日本は乗り遅れている。小規模・分散・ネットワーク型、エネルギー転換、を追求し、多様化が進む中、社会システムも変化している。意思決定の仕組みも下からつくっていくべきだとし、このように、いかに危険かを言ったうえで、新しい未来を共有していくことが大切だ。分散して、生活の場で意思決定し、ネットワークでつながる、環境と安全を社会的価値とした社会ビジョンの実現をめざそう、と訴えて、講演を終わりました。

 最後に中谷雄二共同代表が、創造的にも取り組んでいく必要を自分たちも感じる、としたうえで、行動提起として、19日の、PKO法発動を許さない集会や、その他、学習会や交流会などの取り組みを訴えて、2時間の集会を終えました。皆さん、幻想に惑わされず、着実にがんばっていきましょう。、


コミュニティユニオン全国交流集会に参加

 さる1日(土)~2日(日)、広島市文化交流会館にて、「第28回コミュニティユニオン全国交流集会inひろしま~希望としてのユニオン・明日へ!~」が開かれ、約70団体・320名が参加して成功しました。当ユニオンからも、昨年愛知で開催した時とは異なるとはいえ、例年と同様の規模の7名が参加しました。

 筆者は参加していないので詳細はわかりませんが、お招きした韓国のコミュニティユニオンである希望連帯労働組合の方、2009年に在籍していた契約社員全員の正社員化をかちとった佐古正明・私鉄中国地方労働組合広島電鉄支部執行委員長が、会社を相手に毅然と、粘り強く闘ってきた報告をしたほか、コミュニティユニオン全国ネットの各ユニオンのそれぞれの闘いを報告・交流し合い、レセプションで楽しみ、また12分科会で種々の課題について検討し、闘いの決意を集会宣言で確認しました。意義ある2日間だったようです。当ユニオンの参加者は、いろいろ得るものがあったようですし、終了後は、他のユニオンの方々もいたそうですが、平和都市ヒロシマの象徴としての原爆ドームや平和資料館も訪問して、平和について改めて考えもしたようです。

 深めた認識や交流を支えに、今後もがんばっていきましょう。お疲れ様でした。


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