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人間らしい生活の保障を求める5・28集会に参加

 昨日(28日)、名古屋市内にて、反貧困ネットワークあいちなど4団体が事務局団体を構成する集会実行委員会が主催した、人間らしい生活の保障を求める5・28集会が開かれました。白川公園での集会と鶴舞までのデモ、鶴舞周辺での分科会、名古屋市公会堂(鶴舞)での全体会、と盛りだくさんなこの企画は、集会・デモが350名・分科会が300名・全体会が150名の規模の参加者により成功しました。当ユニオンも、ユニオンの他の活動も並行して行ないつつ、部分参加を含めると10名規模の組合員・家族が参加しました。

 筆者を含むユニオンの有志が会員となっている反貧困ネットワークあいちの総会が、午前10時から名駅近くで1時間開かれた後、午後1時から白川公園で集会が開かれ、ユニオンからも組合員・家族が参加しました。まず、事務局団体に加わる愛知県社会保障推進協議会の方が、社会保障の負担増を強いてきた安倍政権の3年余を批判し、パナマ文書に示された大企業の税金逃れの実態が明らかになる中で社会保障の充実を訴えた発言をされました。次いでリレートークが行われ、生活保護引き下げ取消裁判や年金引き下げ違憲訴訟に取り組んでいる方や、介護・保育労働者の方や、SEALs TOKAIの学生の方がそれぞれ、社会保障費の削減が、利用者にも労働者にも負担を増加させており、戦争も含め人命をないがしろにする政策が進められていると抗議する発言をしました。そして08年に名高裁での、日本で唯一違憲の確定判決をかちとった自衛隊イラク派兵差止訴訟を闘った池住義憲さんが、全世界の人々が恐怖と欠乏を免れ平和に生きる権利を、世界で唯一謳っている憲法の意義を明らかにし、政権交代を訴える発言をしました。これらの発言を受け、午後1時半から「守れ!憲法25条」などを訴えながらのデモを、一時間ほど、鶴舞まで行ないました。途中で大須の商店街を通過する時など、多くの沿道の注目を集めました。

 ここでユニオンの参加者の大半は別行動に移りましたが、筆者らは午後3時から鶴舞周辺の三か所で開催された分科会に参加しました。分科会は生活保護及び年金問題・ブラックバイト問題・こどもの貧困問題・独居高齢者問題の四分科会と保育問題の一交流企画とが行なわれました。筆者が参加したブラックバイト問題では、ブラックバイト対策弁護団あいちの方からのブラックバイトとは何かの説明や活動紹介の後、大内裕和中京大教授が基調講演を行ない、また当事者の学生の発言や、弁護士の方々の相談・対処の事例報告がされました。大内教授の講演は、昨年のコミュニティユニオン全国交流集会での講演と内容上重なったところもありましたが(この講演録は当ユニオンに残部がありますのでご希望の方は連絡を)質疑応答も含め、改めて問題の深刻さと、世代間断層を、意識も含め埋めていく姿勢の大切さを学びました。また、運動の進展を反映して、自民党が給付型奨学金の拡大を打ち出してはいるものの、給付対象が極めて限定的という限界がある、などの指摘がされて、税制上の問題や、教育の新自由主義的改編の問題など、根深い問題の打開も目指していく必要も改めて考えさせられました。2時間半があっと言う間に終わった、内容の濃い分科会でした。

 最後に午後6時半から全体会が開かれました。内河惠一実行委員長の開会あいさつ、各分科会・交流企画の報告の後、竹信三恵子和光大教授と大内裕和中京大教授の対談が行われました。対談ではまず竹信教授が、社会保障費の財源不足と言われる問題について、税金の取り方の問題と使い方の問題とに分け、取り方ではピケティを援用しながら資産への課税が不足していることを挙げ、また使い方では賃金増だけでなく社会保障を充実させることで生活の保障をしていくようにしていく必要を訴え、続いて大内教授が、教育の現状を理解するには、50歳以上と40歳未満の「世代間断層」や、福祉の充実の未経験の問題が、「中流階層」の急激な崩壊という危機の進行にもかかわらず、未克服であることを指摘し、今後「普遍的な福祉」の実現が必要だと訴えました。次に対談形式に移っていきましたが、日頃学生を相手にされ、互いの対談を基にした本も出版されているお二方らしく、息の合ったやりとりが続きました。学生時代から借金を背負い、非正規雇用の増加の中で男女共働きが不可避となっている若い世代の増大にもかかわらず、中高年世代とその出身の政治家が経済成長時代に基づく「稼げるお父さん」像を基準にした行動と政策を進めているが、もうその幻想ぶりや破綻が露わになりつつある。「保育園落ちた日本死ね」ブログは問題の核心を突いていたし、先行している米英では若者が富裕税課税による福祉の充実を訴える政治家を圧倒的に支持している。中高年世代自身がそういう若者や親を抱えて大変さを体感しつつある。今後は、自民党改憲案に謳われているような家族主義によるのりきりではなく、教育・保育・介護・住宅など、生活の充実に必要な物・サービスを安く受け取れるようなかたちで、賃金の底上げや、社会保障の充実や、財源問題の打開などを図っていったり、インターネットなど種々のメディア対策も必要になる、ネット対策なども必要になる、などが論点になりました。最後に政党からのメッセージ紹介を受け、集会宣言を承認し、反貧困ネットワークあいちの樽井弁護士の閉会あいさつで活気ある集会を終えました。この全体会だけ参加した組合員もいましたが、興味深く参加できたとのことでした。

 全体を通して、労働と生活を総体的に視野に入れ、世代の違いもふまえ、今後も共同し継続した運動の重要性を改めて感じました。労働法制改悪反対の声もデモで挙げてきましたが、労働を軸にした社会全体の構造的な危機の打開をめざして、がんばっていきましょう。


第一回運営委員会を開催・今後の予定について

 本日(21日)夜、一か月前の定期大会で選出された新たな運営委員が全員集まって、第一回の運営委員会を開催しました。運営委員としての基本的な任務や、役割分担などを確認したうえで、定期大会など、このかんの活動を振り返り、また、当面の活動についての確認も行ないました。活発にいろいろな意見も出て、有意義な会議となりました。

 これから一年間、運営委員会は、運営委員それぞれの努力と協力の下、がんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。

 なお、今後の予定ですが、ユニオンの定例行事としては、6月11日(土)の午後3時から争議交渉報告会、午後6時からユニオン学習会を行ないます。前者はユニオンが取り組んでいる交渉・裁判などの現状について、当事者や支援する組合員などが集まって報告し合います。後者は年間の学習計画の検討を行ないたいと思います。その他については、ホームページの活動スケジュールなどをご覧ください。


安倍内閣の暴走を止めよう!5.19あいち集会&デモに参加

 昨日(19日)夜、名古屋栄・若宮大通公園にて、「安倍内閣の暴走を止めよう!5.19あいち集会&デモ」が約600名の参加で開かれました。「戦争法絶対廃止」「辺野古新基地建設反対」「原発再稼働反対」「格差社会をなくそう」「安倍内閣即時退陣」を掲げ、安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会が主催したこの集会に、当ユニオンの組合員も参加しました。

 午後6時半から開始した集会では、安倍内閣の政策を批判する発言が相次ぎました。辺野古基地建設に関しては、全港湾名古屋地本の杉本副委員長が、平日朝の現地での座り込み闘争に参加した際、小学校6年生の少女が関東から母親を説得して一緒に参加していたことを紹介し、問題の深刻さを訴えました。また反貧困問題に関しては、樽井弁護士が、労働法制改革問題も含め、安倍内閣の経済政策を批判しつつ、来たる「人間らしい生活の保障を求める5・28集会」への参加を実行委員会として呼びかけました。また市民監視に関しては、国民救援会愛知県本部の竹崎事務局長が、今国会で成立させられようとしている刑事司法改革関連法案について、盗聴の拡大や司法取引の導入などにより犯罪者にさせられる危険性が高まろうとしており、その危険性は共謀罪の制定によりさらに高まりかけないと、特定秘密保護法とも関連づけながら、訴えました。そして最後に中谷雄二共同行動共同代表が、アベノミクスは成果をあげたとか、平和主義とは侵略戦争をしないこととしか言わないこととか、安倍首相が言っていることはおかしいと批判し、来たる6月19日の集会は今日を倍する参加で実現すること、また、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけている6月5日の全国一斉行動にも協力することを訴えました。

 集会は以上で終わり、7時からデモに移りました。栄周辺を元気よく一周し、多くの注目を集めました。私たちは最後までデモをした後、ほとんどの参加者で近くの喫茶店で一服し、交流を深めました。

 当ユニオンでは集会・デモへの参加だけでなく、「総がかり行動実行委員会」が6月末まで続けようと呼びかけている「戦争法の廃止を求める統一署名」を集める行動も少しずつ進めています。沖縄では戦争で人格を破壊されたかのようなむごい女性殺害事件が起こりました。皆さん、日本を戦争できる、労働者や市民の生活と権利をないがしろにする国にしていく動きには、立ち向かっていきましょう。


「ふれあい通信」作成、三河支部日本人部会・学習会

 本日(14日)午後1時から、ユニオン事務所にて「ふれあい通信」作成作業を行ないました。委員長が、今年の10月1・2日に全国交流集会を開催する広島へ、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの全国運営委員会に、本日と明日出席ため出かけて不在の中でしたが、作業は無事終了しました。近日中に組合員など、皆さんに届きます。先日の定期大会後初めての発行です。作業に参加した皆さん、お疲れ様でした。

 そして午後6時半からは、豊橋・カリオンビルにて、三河支部日本人部会・学習会を行ないました。今回は昨日の名古屋での労働法制改悪反対!総決起集会の紹介を中心に行ないました。紹介を受けての議論では、集会でのフロアからの発言で出された、なぜそういうひどい職場で働き続けるのかという疑問について、どう労働現場の実情を伝えるか、また、そういう職場のひどさをどう打開する取り組みをしつつあるのかが問題だとの感想などが出ました。また、次回の開催については、来週の運営委員会で正式に決定しますので、よろしくお願いします。

<追記(22日)>昨日の運営委員会で、次回の開催を6月25日(土)午後6時半からと確認しましたので、奮ってご参加ください。


労働法制改悪反対!総決起集会を盛況に実現

 昨日(13日)、名古屋駅近くのウインクあいちにて、「人間らしい労働を」「改正派遣法を廃止に」「残業代ゼロ法案、解雇の金銭解決、反対」を掲げて、「労働法制改悪反対!総決起集会」を開催しました。この集会は、呼びかけ団体として、東海労働弁護団を事務局に、自由法曹団愛知支部・コミュニティユニオン東海ネットワーク・愛知働くものの健康センター・愛労連・過労死を考える家族の会が参加し、共同で開催しました。平日の夜でしたが、110名余りの労働者・市民が集い、コミュニティユニオン東海ネットの各団体からも多くの仲間が参加しました。当ユニオンからも15名ほどの組合員と家族が出席し、東海ネットの事務局として委員長が開会あいさつをしたり、現場からの報告を行なったり、フロアからの発言で積極的に議論に加わったりするなど、積極的に、集会の成功のためにがんばりました。盛況で、内容豊富な集会として、実現することができました。

 東海労働弁護団の樽井弁護士の司会で午後6時30分から始まった集会ではまず、東海ネット事務局として当ユニオンの浅野委員長が開会あいさつを述べました。浅野委員長は、労働法制が企業が使い勝手が良いように改悪され、労働組合の組織率が低下してきた経緯をふりかえりつつ、この労働法制の改悪を許さない闘いを、一昨日の東京での共同した集会の成功もふまえ、さらに進めようと呼びかけました。そして次に、東海労働弁護団の白川事務局長が、「労働法制をめぐる情勢」と題して基調報告を行ないました。報告では、労働法制が労働者の生存権を保障するための法であるにもかかわらず、安倍政権がこのかん民主党政権時代の一定の前進を骨抜きにしてきたばかりか、根幹部分を改悪しているとして、現在の残業代ゼロ法案の問題点を指摘しました。そこでは「高度プロフェッショナル制度」と称して、労働時間規制を前提とした割増賃金の、適用除外を設けるとともに、労働時間の計算をみなし時間によって行う裁量労働制の拡大を狙っており、後者は前者と異なり年収要件を設けておらず対象が多く広がる危険性を指摘しました。また、厚労省で検討中の解雇の金銭解決制度の導入は、必要性がないにもかかわらず、事案の精査もせず、使用者側の申立権を認めかねない危険もあると指摘しました。そして最後に、反対運動について、ナショナルセンターの違いを超えて、実態を明らかにし、若者も取り組めるかたちで、進めていくことを訴えました。

 このように基本的な提起を受けた後、現場からの報告を受けました。まず福祉・保育の現場から、福祉保育労の方により、責任が重いのに、人員不足と低賃金の悪循環の中、不規則で長時間で労働強度の高い労働を強いられているにもかかわらず、国・自治体がより悪化させる施策を行ないつつある現状を、国・自治体に要求を訴え、社会的支持を求める運動で変えていこうとの訴えがありました。続いて私たちのユニオンのベテランの介護労働者が、過酷で低賃金すぎるためすぐやめてしまう労働者が多い中、労働者に仕事を教え、責任を果たそうとしているにもかかわらず、経営側が、サービス残業や有給制限ばかりか、利用者の横暴な行為までも労働者のせいにして処分までもしようとしているというひどい実態を明らかにしました。さらに愛知連帯ユニオンから、運送業の現状として、低賃金を基礎に、「固定残業制」を口実にした不払いの超長時間労働が横行している中で、肉体的・精神的な疾患に陥ったりした例を、当事者自身とともに訴えかける発言がありました。そして、この固定残業制を無効と判断した判決をかちとった当事者の方が、体調不良を耐えて登壇し「こんな風になる前に助けてあげて欲しい」と涙ながらに訴えかけ、弁護士の方も「公序良俗違反」としたこの判決をかちとった意義を補足する発言がありました。そして最後に、健康センターの方が、有名ピザ会社の過労死訴訟で、妊娠がわかった直後に亡くなった夫の苦闘を生かし闘った過労死家族の会の方(事情により不参加)を代弁して発言しました。これら現場からの発言により、低賃金と過重労働が、人員不足の中横行し、そのひどさを増している、切実な実態が浮き彫りになりました。

 これらの発言を受けて、フロアからの発言が相次ぎました。論点はいろいろありましたが、基調報告に関しては、残業代ゼロ法案の中心的な狙いはどこにあるか、解雇の金銭解決制度導入における経営側・政府の狙いはどこにあるかが議論になりました。また、現場からの訴えについては、実態について補足する発言の他、こういうひどい現状になっているのは、経営側にはどういう理由があり、労働側はなぜそういう職場に入り、なぜやめられないのか、という質問が出されたのをきっかけに、当ユニオンの当事者からも含め、いろいろな意見が出ました。まず職場の現実はそれほどとは知らずに入社し、しかしやめられない事情(学生時代からの奨学金などの負担から、家族を抱えての住宅ローン負担など、個々の事情)を抱えながら、職場の関係の中で、それぞれの意志で、働き続けていること、そこでなお、ひどいところにまで追い込まれるのは、個々の経営者の問題もあるが、政府の政策や、消費者が異常さをそう思えなくさせられているなど、社会的な構造上の問題もあること、などが訴えられました。そして運動上の取り組みとして、現行法が守られていない実態にも、法を改悪する動きにも、さまざまな問題に対応して反対するとともに、市民・若者にまだまだ実態が知られていない現状を変えていくためにも、教育面も含めて広範な取り組みの必要も訴えられ、来たる5月28日に開かれる「人間らしい生活の保障を求める」集会などを成功させるとともに、今回の集会を主催した諸団体自身も今後も取り組んでいくことが議論になりました。そして最後にまとめとして、愛労連の榑松議長が、介護分野に外国人実習生を導入しようとする動きが最終局面を迎えていることへの対応など、奮闘中であることも紹介しつつ、資本の飽くなき蓄積や、政府の「同一労働同一賃金」と称しての労働者分断・低位平準化に対し、共に闘おうと呼びかけて、2時間余りの、充実した集会を終えました。

 集会後、当ユニオンは、会場内で他団体の方と交流したり、一部の参加者は会場を出て以降も、近くの喫茶店で感想・交流を述べ合ったりもしましたが、この集会を通して改めて知った現状を変えていくために、今後も、当ユニオンも、仲間とともに、がんばっていきましょう。


三河支部会議を開催

 本日(8日)午前、岡崎げんき館にて、三河支部会議を開催し、日本人組合員も外国人組合員も参加しました。

 会議では最初に、参加者の近況を報告し合いましたが、トヨタの操業停止の影響を受けて休業を余儀なくされたり、低賃金だったり、新たな職場で苦労したり、などしながらがんばっていることが確認できました。そして、裁判や春闘や労働法制・安保法制など、ユニオンがこのかん取り組み、今後も取り組もうとしている問題についても確認しました。

 先月の定期大会後初めての三河支部会議でしたが、今期も三河での活動をはじめ、がんばっていこうとしています。次回の会議は、6月26日(日)の午後1時から、岡崎げんき館で行ないます。2時間程度です。お気軽に参加してください。


メーデーに参加

 本日(1日)、名古屋・白川公園にて、「第87回愛知県中央メーデー」が3500名(愛知県全体では5000名)の参加で開かれました。私たちユニオンも、組合員・賛助会員・組合員の知人を合わせて15名を超える人数で参加してきました。

 集会前に、東海労働弁護団の弁護士の方々や他労組・ユニオンの仲間とともに、13日に開催予定の労働法制改悪反対集会のチラシを参加者に配布し、この集会も成功させることを訴えました。そしてメーデー集会でも、安倍政権の、労働政策をはじめとしたさまざまな政策を批判する発言が相次ぎました。その発言を受け、メーデー宣言を採択した後、2コースに分かれて栄へ向けてデモ行進を行ないました。私たちも、集会中は「最低賃金を今すぐ1000円に」と訴えた横断幕を掲げ、デモ行進中は横断幕ばかりでなく、持参したハンドマイクを使ってシュプレヒコールも行ない、元気に取り組みました。

 デモ後、多くの参加者は近くの喫茶店で、休憩しつつ交流を深め、解散しました。参加者のうちでは、身体の調子が悪いにもかかわらずがんばって参加した人もいて、大変な面もありましたが、労働者の祭典の成功のために奮闘しました。皆さん、お疲れ様でした。


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